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なた豆には優れた効果があることをご存知ですか。
「なた豆」といえば、様々な「なた豆の効果」が取り上げられていますが、
まずなんと言っても、「排膿作用」・「抗炎症作用」が、第一に挙げられます。
確かに、なた豆は、「膿とりの妙薬」として民間では知られた存在です。
といった病気には、かなりの効果があることが分かってきました。
紹介していきます。
なた豆をご覧になったことはあるでしょうか。
一度見たら忘れられないような、刀を思わせる大きな莢の形をしています。
その名も、「刀豆」なたまめ といいます。
大人の腕ほどもある大きな莢が特徴のなた豆です。
なた豆は、マメ科の一年層としては最大級です。
成長すると、丈は5m以上にもなり、莢は50~60cmと大きく太くなります。
中の種子も3~5cm、大きな豆のイメージがあるそら豆が、
約3cmですから、それより、なた豆の種子は少し大きくなるのです。
なた豆の原産地は、熱帯アジアです。
お隣の中国では昔から薬膳の食材として使われてきたなた豆ですが、
日本に渡ったのは、江戸時代の初期になってからです。
1696年の「農業全書」の中に、「刀豆」と紹介されています。
鞘の形が、刃物の鉈に似ているところから、「刀豆」と表記され、
「とうず」とも、「なたまめ」とも呼ばれています。
中国・四国・九州などの温暖な地域で栽培されているなた豆を、
農家の人たちは、若い莢を粕漬けや味噌漬けなどにして、
日々の生活に取り入れてきました。
というのも、なた豆は、アクが強いので、生のままでは食べられません。
そのために、何度も塩につけたり、水にさらしたりする手間が掛かってしまうのです。
収穫してから、口に入るまでに時間と労力のかかるなた豆ですが、
それでも農家の人達が食べるのは、やはり理由があるからです。
なた豆の優れた3つの薬効作用
「なた豆の持つ薬効作用」
代表的な有効成分は、3つあります。
1つ目には、「カナバニン」です。
カナバニンは、排膿作用、抗炎症作用があり、長引く辛い病気、
2つ目には、「コンカナバリンA」
カンカナバリンAは、抗腫瘍作用があります。
初期のがん細胞の増加を抑えます。
3つ目は、「ウレアーゼ」
ウレアーゼは、腎機能を活性化させるために、
腎臓の衰えからくる高血圧やむくみ、関節痛を緩和してくれる働きがあります。
その他には、アレルギー性鼻炎や花粉症、便秘、吹き出物、ニキビ等に効くなた豆です。
最近では、ティーパックタイプのなた豆茶や、錠剤、顆粒など、
様々な健康食品が発売されています。
このなた豆の優れた作用を利用し、健康な毎日を送りましょう。
